トークサバイバー2見終わった。

シーズン1も面白かったけどシーズン2もまったくテンションが下がることなく面白かった。というかシーズン1に比べると出演者がバラエティ豊かになってる上、より厳選されたメンバーになっていたので、どのエピソードも安定感がありゲラゲラ笑いながら見れました。また、システム的にも所々テコ入れしており、「トーク」だけでなく「大喜利」も取り入れていたり、大悟が回しに徹する回があったりと、エピソードごとに少しずつ異なるお笑いにしていてグッド。また、トークする際に心配蘇生しながらだったり、銃口を突きつけられた状態だったり微妙にシチュエーションを変えてるも良い。それだけで同じ人が似たような話をしていても新鮮みが加わるなあと。笑い飯西田、麒麟川島、ダイアンユースケと、これ系の座って行うお笑いにおいてめちゃくちゃ強い人たちもやっぱりおもろい。一応連続ドラマ形式になってるので物語も用意されてて(これもちゃんと見てられるくらい地味に面白くて余計にじわじわきます)、みんな役に入った状態でトークすることになる。そのため誰かが面白いトークをした際、大笑いしたいけど「役に入ってる体」も守る必要があり、ちょっとずつみんなが笑うのを我慢しているわけで、この「こらえ顔」も本シリーズを絶妙に可笑しくしていました。『ドキュメンタル』が「動」のお笑いに特化した番組だとすれば、こちらは「静」のお笑いに特化した番組であり、どちらも長所・短所はあれど見ていて楽しいです。

裏で番組を見守るノブと佐藤栞里滝沢カレンは縁の下の力持ち的存在で、ノブのツッコミや一言が笑えるし、場を繋いでくれている。佐藤栞里滝沢カレンの笑い声も和みます。そしてやっぱりこの作品は大悟の存在が大きくて、すべてのエピソードにおいてある程度爪痕をのこすようなトークを披露しなくてはいけないのは負担が大きいし、それができちゃうあたり並大抵の胆力じゃないよなあと、見ていて感じました。

今回一番好きだったトークはエピソード5「転落と飛躍」でランジャタイ国崎が披露したやつで、初めて大悟と飲みに行ったときの話。前にもどこかで聞いた気がするけど、目の前で「話のオチ」がわかってる大悟の笑いをこらえてる姿と、トークそのものの完成度も相まって面白すぎた。あとはそうだな、出演者がみんな演技することになるんだけど、ダイコンだったり、すごく上手かったり学芸会みたいでそこも笑えた。総じてみるとシーズン1の良さを引き継ぎ、より見やすく面白くなっていると思いました。千鳥はじめ(ノブはそんなに大変じゃないか)、絞り出すようにトークを引き出していた芸人の皆様に拍手。