1位.スフィアン・スティーヴンス『Javelin(ジャベリン)』
スフィアン・スティーヴンスは結構むかしから好きなアーティストで、新譜が出るたびに大体聴いてはいて、今年出たこの『ジャベリン』は2005年に出た『イリノイ』を髣髴させるような祝祭的なムードに満ちたアルバム。もちろんスフィアンなので、悲しみとかナイーブさもあるのだけど、それも含めて優しく包み込みながら前を見据えるような、そんな荘厳さを感じたんだよね。今年聴いた中で一番好きなアルバムです。
2位.cero『 e o』
ceroの新譜。前作から何気に5年くらいは経ってて時間が流れる速さを感じてしまう。そしてこのアルバムはそういう長年待っていたファンの気持ちを十分満足させてくれる素敵なアルバムだ。なんだろう砂漠みたいな荒涼とした場所から気づけばキラキラ星がまたたく宇宙に来ちゃってた、みたいな。そんなイメージのアルバム。癒されるわー。
3位.Lost Frog Productions 『HYPERFLIP OVERTURE』
ちょい前にも記事にしたエモエモなアルバム。とことんサブカルに寄り添った、というか魔人ブウみたく吸収しまくった上で原型が分からなくなるほどベタベタにコラージュした作品。まあすげえです。
HYPERFLIP OVERTURE | Various Artists | Lost Frog Productions (bandcamp.com)
4位.NewJeans
アルバムが、曲が、グループが、ダンスが、メンバーが、何から話せばいいんだろうか、この人たちは。とにかく私の中で今年一番「かっこかわいい」人たちはNewJeansで、耳も目も福福でした。
5位.坂本龍一
アルバム『12』を出してすぐでしたね。日本の音楽においても、映画界の音楽においても、その他色んな場所で多大な貢献をした方です。あなたの音楽をありがとうございました。